各種健診・各種ワクチン接種｜中野富士見町サニークリニック｜中野富士見町駅

各種健診・検診について

当院では、自治体の各種検診を受診できます。また公的な健診以外の、企業の健診（自費健診）も受け付けています。それらとは別にアレルギー検査など、健康維持・管理に役立つ健康診断も行うことができます。

区民健診・特定健診

対象者

以下の方は区民健診・特定健診の対象となります。

中野区在住の方～2026年2月28日まで（2026年4月以降は杉並区、新宿区在住の方も受付可能となります）
中野区の国保特定健診：40歳～74歳の方で国保加入者
中野区の長寿（後期高齢者）健診：75歳以上の方（後期高齢者医療保険制度加入者）
中野区の健康づくり健診：35歳～39歳の方および、40歳以上の生活保護受給中の方
地域に関係なく社会保険加入者で集合契約Bの特定健診対象の方（2026年1月～受付可能）

内容

問診（既往歴、自覚症状、他覚症状）
身体計測（身長、体重、腹囲※75歳以上の方は腹囲測定省略可）
理学的検査（視診、打診、聴診、触診）
血圧測定
尿検査（尿糖、尿蛋白、尿潜血）
血液検査（貧血、血中脂質、肝機能、血糖、血清アルブミン〔栄養状態〕、尿酸、血清クレアチニン※eGFRによる腎機能の評価含む）
心電図検査
胸部エックス線検査（65歳以上の方は、法に基づく結核定期健康診断（結核の早期発見・まん延防止）を兼ねています。肺がん検診を受診予定、受診済みの方は省略もできます。）

当日お持ちいただくもの

お送りした受診券(シール)
質問票（事前に記入したもの）およびマイナ保険証（生活保護受給中の方は身分証明書等）
※あらかじめ質問項目に回答を記入して当日お持ちください。

健診結果についての相談

当院では、健診結果の内容について丁寧にご説明し、異常値の意味や再検査・精密検査の必要性、今後の生活習慣の改善方法などについて個別にご相談いただけます。「どこに相談したらよいかわからない」「数値が基準より少し高いが問題ないのか心配」「再検査と書かれているが何をすればよいのか分からない」など、些細なご不安でもお気軽にご相談ください。必要に応じて、各種検査の追加や専門医への紹介も行っております。健診を受けたあとのフォローアップとして、ぜひ当院をご活用ください。

予防接種(ワクチン)

毒性を弱めた病原体（ウイルスや細菌）や毒素を前もって投与しておくことにより、その病気に罹りにくくすることを予防接種といい、投与するものをワクチンといいます。予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。接種費用は、定期接種は公費ですが（一部で自己負担あり）、任意接種は自己負担となります。市区町村が実施する予防接種の種類や補助内容の詳細については、市区町村などに確認しましょう。

インフルエンザ

冬季に流行するインフルエンザは、ワクチンによって感染を完全に防ぐことはできないものの、インフルエンザの発病をある程度まで予防することや、発病後の重症化や死亡を減らす効果があると言われています。ワクチン接種の2週間後から血中の抗体の量が増え始め、4週間でピークに達し、3〜5か月後から低下すると言われているため流行の2〜3週間前の接種が推奨されています。
特に高齢者の方は重症化したり肺炎を併発するケースが多いため、ワクチン接種が強く推奨されます。65歳以上の方に対し東京23区内では自治体による補助制度があり、送られてきた用紙を記入してお持ちいただければ、安い費用（R7年現在2500円）で接種することができます。
また妊娠中の方も、感染すると重症化しやすいため、ワクチンの接種が推奨されています。妊娠を考えている時から、妊娠中全期間、授乳中を通して接種が可能です。

肺炎球菌ワクチン

肺炎を起こす菌は色々がありますが、肺炎の原因菌として最も多く（全肺炎の30％以上）、かつ重症化しやすい菌が肺炎球菌です。そのため、特に高齢者（65歳以上）や、免疫能の低下した方では、このワクチン接種が推奨されます。一度接種すると、5年程度効果が持続します。

帯状疱疹ワクチン（シングリックス）

帯状疱疹は、以前体内に入って潜んでいた水痘（水ぼうそう）ウイルスが一時的に再活性化して起こる病気です。特に50歳以上で発症しやすくなります。近年開発されたシングリックスは、とても効果的に帯状疱疹の発症を予防することができます。ワクチンを打たない場合に比べ、発症予防効果は90％程度と言われています（10年間での発症が比較群の10～20％まで減る）。ただし、1回の接種のみでは効果が乏しく、2か月以上の間隔をあけて2回接種する必要があります。
年齢により、国や自治体の補助制度があります。

風疹ワクチン

免疫のない女性が妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると赤ちゃんに先天性風疹症候群という障害を起こすことがあります。
風疹は、一度自然に感染すると一生続く免疫が体内に作られるため、その後風疹にかかることはないとされています。この免疫は、実際に風疹にかかったことのない人でも、風疹ワクチンを接種することでも作られます。

妊娠中にワクチンを打つことはできないため、妊娠を考えている方や、パートナーの方、流行地へ行く方、（もちろんそうでない方々も）今一度自分が麻疹や風疹に対する免疫を持っているかチェックしておくとともに、免疫が不十分な方はワクチン接種しておくことをお勧めします。
ワクチンを受けているかご不明な方は、まずご自身の風疹や麻疹の抗体価を検査してみてください。その結果によって必要な場合は、ワクチンの接種を強くお勧めします。

妊娠中の女性は接種することができません。
2回の接種で、より確実に免疫を獲得できるとされています。
妊娠を希望している女性に限らず、そのご家族も接種することが大切です。
ワクチン接種後は2か月間避妊が必要です。
妊娠の可能性のある時期を避ける必要がありますので、月経〜排卵までの時期に接種できるようご予約をお願いいたします。

自費診療料金表

各種ワクチン料金

インフルエンザワクチン接種（成人）	3,500円
同　12歳以下・中野区助成あり	1,500円
同　12歳以下・助成なし	2,500円
肺炎球菌ワクチン接種	7,500円
帯状疱疹ワクチン（シングリックス）接種・助成あり	11,000～12,000円
同　助成なし	22,000円
水痘・生ワクチン接種	8,000円
新型コロナワクチン（ファイザー社）接種	15,500円
風疹ワクチン接種	5,300円
B型肝炎ワクチン接種	4,400円

上記以外のワクチン料金については、電話でお問い合わせください。

診断書料金

診断書作成（検査を含まないもの）	4,000円

健診料金（いずれも診断書作成料込み）

健診セットA（簡単な検査1を含むもの）2	5,000円
健診セットB（胸部X線を含む）*2	6,500円
健診セットC（胸部X線、血液検査*3を含む）	10,700円
健診セットD（胸部X線、心電図、血液検査*3）	12,500円

＊1「簡単な検査」とは検尿、血圧測定などを指します。
＊2 セットA、Bで視力検査を行う場合は、別途700円必要となります。
＊3 血液検査には下記の項目が含まれます。
GOT、GPT、γ－GTP、LDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ、HDL、中性脂肪、血糖、赤血球数、血色素

区民健診、特定健診については、健保組合で定めた所定の自己負担額で行います。（上記検診セットは特定健診とは異なります）

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